良質米を低コストで安定して収穫するためには、まず、丈夫で均整のとれた高品質の苗の大量生産が不可欠です。機械化、装置化により、農作業の一貫体系作りを進める、播種から発芽、育苗までの作業をシステム化し、自動化することによって作業性を大幅に向上、均整な良質苗を効率よく大量生産する育苗施設を提供しています。「低コスト農業」という時代の要請に応えうる地域の苗供給施設。高い技術力と豊富なノウハウが活かされています。
施設設計にあたっては、「経済性」と「運営の容易さ」、「均質な良質製品を生み出す事」をコンセプトとし、本来の目的である食糧加工工場である事はもちろん、籾殻等の産業廃棄物の処理や公害対策、オペレーターの労働環境改善、緩和からメンテナンスの容易さまで、長い伝統に培われた技術にて、総合的にバランスのとれた施設を提供します
籾消毒作業から農薬を全面カット。健康で安全な種籾供給が可能、温湯連続投入方式で大量処理を実現。
60度のお湯に10分、10度の冷水に6分間。消毒から冷却まで全自動で連続処理。環境に優しい種籾消毒装置。
食の安全や環境問題が問われる中、育苗行程での種子消毒において無農薬化を計ることにより、トレーサビリティに基づいて安全な良質米づくりに貢献します。
環境対応性にも優れています。また、連続投入方式により、戸別処理から地域一帯の大量処理を可能にして地域ブランド米の形成に役立ちます。
米、麦、豆類に関する6次産業化にむけた加工施設異物の入りにくい構成にて、コンタミ防止対策を施し、加工食品として皆様に安心・安全な製品を届けられる施設を構築します。
MHIグループ会社間連携にて、専門的な技術を要する特殊装置である製品米放射能測定装置等の導入実績があります。